こんにちは、「ぜんぶ筋トレのせいだ。」ブログです!

ジムや自宅で筋トレを始めようとすると、必ずぶつかる悩みがあります。


「ダンベルって何キロから始めればいい?」

「ベンチプレス初心者はどれくらいの重量が最適?」

「重すぎても軽すぎてもダメって聞くけど、結局どうしたらいいの?」


実はこの“重さ問題”は、初心者がつまずきやすいポイント No.1。
間違った重量設定でトレーニングを始めてしまうと…

  • 筋肉に効かない
  • フォームが崩れてケガしやすい
  • そもそも続かない
  • 結果が出ないからモチベが落ちる

という 負のループ に入ってしまいます。

そこで今回は、初心者が知っておくべき「正しい重量選び」を、筋トレ初心者が理解しやすいように、データ・経験・トレーニング理論を組み合わせて“超わかりやすく”まとめました。

この記事を読み終える頃には、あなたの「最適な重量設定」が明確になります!


目次 [ close ]
  1. 【結論】初心者が使うべきダンベル重量とベンチプレス重量の目安
    1. ◆ ダンベル初心者の「最適重量」の目安
    2. ◆ ベンチプレス初心者の重量目安
  2. 【第1章】初心者が“重量選びで失敗する理由”を知っておくべき
    1. ① YouTubeの上級者を基準にしてしまう
    2. ② 「重い方が効く」と思い込みがち
    3. ③ 軽すぎると筋トレにならない
  3. 【第2章】ダンベル初心者は何キロから始めるべき?種目別に詳しく解説
    1. ◆ 1. ダンベルカール(上腕二頭筋)
    2. ◆ 2. ダンベルショルダープレス(肩)
    3. ◆ 3. ダンベルベンチプレス(胸)
    4. ◆ 4. ダンベルスクワット(脚)
    5. ◆ 5. サイドレイズ(肩横:三角筋中部)
  4. 【第3章】ベンチプレス初心者の“適切重量の選び方”
    1. ◆ ステップ1:バーだけ(20kg)でフォーム確認
    2. ◆ ステップ2:+5kgずつ増やしてみる
    3. ◆ 一般的な初心者の重量目安(男女別)
    4. ベンチプレスでやりがちなNG
  5. 【第4章】正しい重量選びの“判断基準”はこれだけ
    1. 🔸 10〜12回ギリギリできる
    2. 🔸 同じ重量で3セットきちんとできるか?
    3. 🔸 フォームが崩れないか
  6. 【第5章】初心者が重量を上げるタイミング
  7. 【第6章】初心者の重量選びでよくある質問
    1. Q1. 軽い重量で回数をたくさんやってもいい?
    2. Q2. 毎回最大重量に挑戦した方が成長する?
    3. Q3. 自宅用ダンベルは何キロ買うべき?
  8. 【まとめ】重量選びが「筋トレの成功」を左右する
    1. ◆ 今日のまとめ

【結論】初心者が使うべきダンベル重量とベンチプレス重量の目安

まず最初に、わかりやすい“結論の早見表”です。


◆ ダンベル初心者の「最適重量」の目安

トレーニング種目男性の目安女性の目安
ダンベルカール5〜7kg2〜4kg
ダンベルショルダープレス5〜8kg3〜5kg
ダンベルベンチプレス6〜10kg3〜6kg
ダンベルスクワット8〜14kg4〜8kg
サイドレイズ2〜4kg1〜2kg

◆ ベンチプレス初心者の重量目安

レベル男性の目安女性の目安
筋トレ未経験30〜40kg15〜25kg
少し経験あり40〜60kg25〜30kg
週2〜3で継続している60〜80kg30〜40kg

ここからは、「なぜその重さが最適なのか?」をより深掘りしていきます。


【第1章】初心者が“重量選びで失敗する理由”を知っておくべき

実は、筋トレ初心者の重量設定がズレてしまう理由は、ほぼ以下の3つです。


① YouTubeの上級者を基準にしてしまう

SNSでよく見るのは“バチバチの筋肉勢”のトレーニング。

彼らは

  • 年単位で筋トレしている
  • 筋肉を動かす感覚(マインドマッスルコネクション)が鋭い
  • 関節や腱が強い
  • 神経系が発達している

ため、同じ重量を扱うのは不可能に近いです。


② 「重い方が効く」と思い込みがち

重量は大事ですが、フォームが崩れた瞬間に“効かない筋トレ”になります。

むしろ初心者のうちは軽めの重量で、

  • フォーム習得
  • 可動域の確保
  • 筋肉で重さを支える感覚

を覚える方が圧倒的に成長が早いです。


③ 軽すぎると筋トレにならない

軽すぎるのもダメ。
「余裕すぎて刺激が入らない」=効果が薄い。


👉 重要なのは「ギリギリ10〜12回できる重量」
これが最も筋肉が成長しやすい“王道の設定”です。


【第2章】ダンベル初心者は何キロから始めるべき?種目別に詳しく解説

ここからは、種目ごとに最適な重量と理由を解説します。


◆ 1. ダンベルカール(上腕二頭筋)

初心者が最も選びやすい種目。

● 男性:5〜7kg

● 女性:2〜4kg

理由
二頭筋は小さな筋肉なので、過度な重量は肘を痛める原因になります。
反動を使わず、ゆっくり下ろすことに集中しましょう。


◆ 2. ダンベルショルダープレス(肩)

肩はケガしやすいため慎重に設定。

● 男性:5〜8kg

● 女性:3〜5kg

注意点
肩の前側が痛む場合は重すぎます。
可動域を狭めてもOKです。


◆ 3. ダンベルベンチプレス(胸)

初心者から上級者まで人気。

● 男性:6〜10kg

● 女性:3〜6kg

ポイント

  • 胸を張る
  • 肩甲骨を寄せる
  • 反り腰にならない
    フォームが身につけば、すぐに重量が伸びる種目です。

◆ 4. ダンベルスクワット(脚)

脚は大きい筋肉なのでダンベルは重めでOK。

● 男性:8〜14kg

● 女性:4〜8kg

理由
脚は強い筋肉群なので、軽すぎると刺激が入りにくいです。


◆ 5. サイドレイズ(肩横:三角筋中部)

ここは“軽さが正義”です!

● 男性:2〜4kg

● 女性:1〜2kg

YouTubeで15kgとか扱ってる人いますが、あれは筋トレ上級者の特殊トレです。


【第3章】ベンチプレス初心者の“適切重量の選び方”

次は、特に質問が多いベンチプレス。

初心者はつい「とりあえず40kg」とか「とりあえず20kg」で始めがちですが、個人差が大きいため“正しい測り方”が必要です。


◆ ステップ1:バーだけ(20kg)でフォーム確認

最初はこれで十分です。

  • 胸を張る
  • 肩甲骨を寄せる
  • 足を床にしっかりつける
  • みぞおちに下ろす

これが安定しないと重量アップは危険です。


◆ ステップ2:+5kgずつ増やしてみる

20kg → 25kg → 30kg → 35kg…

ギリギリ8〜10回できる重量があなたの「適正重量」。


◆ 一般的な初心者の重量目安(男女別)

● 男性

  • 未経験:30〜40kg
  • 少し経験あり:40〜60kg
  • 継続勢:60〜80kg

● 女性

  • 未経験:15〜25kg
  • 経験あり:25〜30kg
  • 継続勢:30〜40kg

ベンチプレスでやりがちなNG

  • 背中が浮く
  • 肘が外に広がる
  • 下ろす位置がバラバラ
  • 限界以上の重量に挑戦する

ケガの9割はフォームの崩れからです。


【第4章】正しい重量選びの“判断基準”はこれだけ

🔸 10〜12回ギリギリできる

→ これが筋肥大の“王道”

🔸 同じ重量で3セットきちんとできるか?

→ できないなら重すぎる

🔸 フォームが崩れないか

→ 少しでも崩れたらアウト


【第5章】初心者が重量を上げるタイミング

次の3つを全てクリアしたら重量UPしてOK!

  1. 10〜12回を3セットきれいなフォームでできる
  2. 翌日の疲労はあるけど痛みはない
  3. 集中が切れず最後までコントロールできる

【第6章】初心者の重量選びでよくある質問


Q1. 軽い重量で回数をたくさんやってもいい?

A. フォーム習得には良いが、筋肥大には弱い。
筋肥大を目指すなら8〜10回がベストです。


Q2. 毎回最大重量に挑戦した方が成長する?

A. 初心者はNG。
関節を壊す+フォームが崩れる原因になってしまいますので、1カ月に1回くらいを目安位にしましょう。


Q3. 自宅用ダンベルは何キロ買うべき?

男性:2〜10kgの可変式
女性:1〜6kgの可変式
がベストです。


【まとめ】重量選びが「筋トレの成功」を左右する

初心者にとって、重量選びは“最初の鬼門”。
しかし正しい基準さえ知っておけば、筋トレは驚くほどスムーズに上達します。


◆ 今日のまとめ

  • ダンベル初心者は男女別の“適正重量”を守るべし
  • ベンチプレスはまずバーのみでフォーム習得
  • 10〜12回ギリギリできる重量が理想
  • フォームが崩れたらその重量は重すぎ
  • 迷ったら“少し軽め”から始めるのが正解

筋トレは「正しい重量」「正しいフォーム」「正しい継続」。
これだけできれば、必ず結果が出ます。

初心者のみなさん、今日から正しい重量で成長していきましょう!

また記事を書きますのでお楽しみに!