こんにちは、ぜんぶ筋トレのせいだ。ブログです!

筋トレ初心者が最初につまずきやすいのが、
「結局、筋肥大にはセット数・インターバル・レップ数をどう設定すればいいの?」
という点です。

YouTubeでは“高重量を持て”“軽めのパンプを狙え”など真逆の情報が飛び交い、
ジムに行くたびに迷ってしまう人も多いはず。

そこで本記事では、筋肥大のための最適なセット数・インターバル(休憩時間)・レップ数(回数) を、初心者にも分かりやすく体系的にまとめました。

この記事は以下の悩みを持つ人に最適です。

  • とにかく筋肉を大きくしたい
  • 何セットやればいいか毎回迷う
  • インターバルを気分で取ってしまっている
  • レップ数が合っているのか不安
  • 科学的に正しい方法を知りたい

筋肥大は“センス”ではなく“ルール”で伸ばせます。
今日から迷わない筋トレに変えていきましょう。


目次

  1. 筋肥大の基本原則:3つの刺激を理解しよう
  2. 【セット数】筋肉を最も成長させるのは週何セット?
  3. 【インターバル】短いほどいい?長いとダメ?正解は…
  4. 【レップ数】筋肥大に最も効く回数帯は何回?
  5. 初心者がやりがちなNG設定
  6. 種目別の最適セット数・インターバル・レップ数
  7. 【週3トレーニング】初心者向け 完全メニュー例
  8. まとめ:迷ったらこの設定にすればOK

1. 筋肥大の基本原則:3つの刺激を理解しよう

筋肉が成長するには、次の3つの刺激が必要です。

① メカニカルテンション(筋肉にかかる強い負荷)

高重量で筋肉に“重さのストレス”がかかること。

② メタボリックストレス(パンプ・乳酸の刺激)

高回数で追い込んだ時の「熱い」「パンパン」の感覚。

③ マイクロダメージ(筋繊維の損傷)

筋肉の小さな傷を修復する過程で太くなる。

この3つを最も効率よく揃えられるのが、
中重量(6〜12 回)× 適切なセット数 × しっかり確保したインターバル
という“王道の筋肥大メニュー”です。


2. 【セット数】筋肉を最も成長させるのは週何セット?

もっとも迷いやすいのがセット数。
結論から言うと、初心者の最適値は以下です。

1部位あたり「週10〜15セット」が最も筋肥大しやすい

● 理由

研究では、

  • 週10セット未満 → 成長が鈍い
  • 週10〜20セット → 成長が最大化
    と示されています。

初心者の場合、フォームが安定していないので
まずは10〜15セットで十分に伸びます。

▼例:胸なら

  • ベンチプレス 3セット
  • インクラインダンベルプレス 3セット
  • チェストプレス 3セット
  • フライ 2セット
    =合計11セット/週

これだけで胸はしっかり成長します。


3. 【インターバル】短いほどいい?長いとダメ?正解は…

よく「インターバルは30秒でパンプ狙い」と言われますが、
筋肥大目的では 間違いです。

筋肥大の最適インターバルは「2〜3分」

● 理由

インターバルを短くすると疲労が抜けず、
次のセットで十分な重量が扱えません。

結果、

  • 負荷が下がる
  • テンションが弱まる
  • 筋肥大効果も下がる

となります。

● 種目による違い

  • 高重量コンパウンド(スクワット・ベンチプレス) → 2.5〜3分
  • ダンベル系、中重量 → 90 秒〜2分
  • マシン・軽い種目 → 60〜90 秒

初心者は
「だいたい2分」 を基準にすると間違いません。


4. 【レップ数】筋肥大に最も効く回数帯は何回?

6〜12 回が最も筋肥大に適した回数帯

理由はシンプルで、
この回数帯が「テンション × メタボリックストレス」のバランスが最適だから。

● 回数別の特徴

レップ数特徴筋肥大への適性
1〜5回高重量・神経系の発達
6〜12回最もバランスが良い
13〜20回乳酸が溜まる・パンプ狙い

迷ったら 8〜12 回 にすればOKです。


5. 初心者がやりがちなNG設定

❌ ① 毎セット限界までやる

オールアウトは疲労が溜まり、フォームが崩れる原因。
初心者は RPE 7〜8(余力2〜3回) がちょうどいい。

❌ ② 種目を増やしすぎる

5〜6 種目以上は不要。
1部位あたり 3〜4 種目で十分

❌ ③ インターバルを短くしすぎる

追い込んだ“気分”になるだけで、重量は落ちて逆効果。

❌ ④ 毎回違うトレーニングをする

筋肥大には“継続的な刺激”が必要。
同じ種目を最低4〜6週続けよう。


6. 種目別の最適セット数・インターバル・レップ数

部位代表種目セット数回数インターバル
ベンチプレス36〜102〜3分
背中ラットプル・ローイング38〜122分
サイドレイズ312〜2060〜90秒
スクワット36〜102.5〜3分
カール類2〜310〜1560〜90秒

この表だけ保存しておけばジムで迷いません。


7. 【週3トレーニング】初心者向け 完全メニュー例

(筋肥大に最適化済み)

▼ DAY1:胸・肩・三頭

  • ベンチプレス 3×8〜10
  • インクラインダンベルプレス 3×8〜12
  • ケーブルフライ 2×12〜15
  • サイドレイズ 3×15
  • トライセプスプレスダウン 2×12〜15

▼ DAY2:背中・二頭

  • デッドリフト or Tバーロウ 3×6〜8
  • ラットプルダウン 3×10〜12
  • シーテッドロー 3×8〜12
  • ダンベルカール 2×10〜12
  • ハンマーカール 2×12〜15

▼ DAY3:脚・尻

  • スクワット 3×6〜10
  • レッグプレス 3×10〜12
  • ルーマニアンデッドリフト 3×8〜12
  • レッグカール 2×12〜15
  • カーフレイズ 3×12〜20

8. まとめ:迷ったらこの設定にすればOK

初心者が迷ったら、次のテンプレを使ってください。


【黄金テンプレ】

  • セット数:週10〜15セット(1部位)
  • インターバル:2分前後(大きい種目は3分)
  • レップ数:8〜12 回
  • RPE:7〜8(余力2〜3回)

この設定は科学的に最も再現性が高く、
初心者でも確実に筋肥大の結果が出ます。

筋トレは「正しい設定 × 継続」で必ず伸びます。
今日からぜひ試してみてください!